つい最近の話です。
夕方、女性の泣きそうな声で当院に電話がありました。
「車のエンジンをかけたら変な音がして、
ボンネットあけたら中に猫がいて・・・」
その猫を急いで病院に連れてきてもらいましたが、
残念ながら両前肢をエンジンに巻き込まれており、治療不能の状態。
そして、間もなく息を引き取りました。
寒い冬、外で過ごす地域猫・ノラ猫たちは暖かい場所を求めて
エンジンルームやタイヤの隙間に入ることがあります。
それに気が付かないままエンジンをかけてしまうと、
今回のような事故につながってしまいます。
それを未然に防ぐのが、「猫バンバン」。
車に乗る前に、軽くでいいのでボンネットを叩いてください。
それだけで救える命があるかもしれません。