先日、田代中学校の先生から依頼がありまして、
中学1年生を対象に「獣医師」について2コマほどお話をさせていただきました(^^;
「総合的な学習の時間」の一貫として、色々な職業の方の話を聞くという授業らしく、
他にも幼稚園の先生や料理人の方、消防署の方などがいらっしゃって、
他の教室で私と同様に話をされていました。
開業したばかりの私が偉そうに話すのもどうかと思いましたが・・・
獣医師になるためにはどんな進路をすすめばいいのか、
実際に仕事をしてみて楽しい時はどんな時か、辛い時はどんな時か、
普段どんなことを考えながら仕事をしているのかなど、
思いつくまま話をさせていただきました。
生徒の皆さんは必死にメモをとりながら真剣に話を聞いてくれました。
出来るだけ簡単にわかりやすく、
出来るだけ中学1年生が興味を持つように話をしたつもりです。
また、動物病院の獣医師以外の職業についても話をしました。
たとえば、トリマーさん、動物看護師さん、動物園の飼育員さん、公務員の獣医師・・・
動物が好きな人にとって、動物に携わる仕事は「天職」かもしれません。
しかし、きつい、汚いは当たり前だし、「死」に直面することも残念ながら多い・・・
友人で、動物園のトラの飼育員をしている友達がいるんですが、
仕事の一つとして、卵を孵化させてヒヨコからニワトリに育ててるそうです。
このニワトリ、この後どういう運命をたどるか・・・想像つきますか?
「動物が好き」ただそれだけで簡単に出来る仕事ではありませんし、
だけど、やりがいもあるし楽しい仕事でもあります。
今回の話を聞いてくれた中学生のこれからの進路に、
ほんの少しでもお役に立てればいいなと思ってます。
そうそう、今日は話を聞いてくれた中学生の生徒たちからたくさんの手紙をいただきました。
今夜は一杯やりながら、ゆっくりこの手紙を読んで、
自分の仕事について、自分自身もう一度考えなおしてみたいと思います。